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タチカビSRで登場した大原萌に関する1つの矛盾(8/8更新)

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 『星のカービィWii』のスタッフリストを分析した記事がまだ出来ていませんが、1つ面白いことに気づきましたので、そちらを記事にしました。具体的に言うと「ミュージックコンポジションの大原萌は2015年4月に入社したはずなのに、2015年1月22日に発売された『タッチ!カービィ スーパーレインボー』に携わっていた」という矛盾です。

8/8…8月7日に設定したフォーマットに従って、内容を一部変更しました。

浮かぶ矛盾

 先ほども説明しましたが、もっと簡単に言うと入社する前の人がゲームに携わっていたという現象についてです。『タチカビSR』は2015年1月22日に発売されましたが、サウンドコンポジションとして載った大原 萌は2015年4月に入社しました。入社した年については2015年で確定しています。

皆さんこんにちは。新人サウンドクリエイターの大原です。

入社してから早くも1ヶ月が経ちました。

出典:入社から1ヵ月が経ちました | ハル研ブログ | ハル研究所、投稿日2015年5月11日

この疑問をTwitterで発信した際、幾つかの回答が得られました。今回はそれらの分析から行っていきます。

回答1:インターンシップで作成した音楽が使われた?

 まずインターンシップで作った音楽が使われたのではないか?という意見です。実はゲーム会社がそのような作品を利用することは珍しくなく、イラストパッケージとして使用されたという実例も存在します。なかなか説得力のある回答です。では、そもそもな話としてハル研究所でインターンシップが行われたのでしょうか?

 大原氏が参加したであろう2014年にはインターンシップはありました(しかもハル研究所初)。しかし、インターンシップにはプログラマーコースとデザイナーコースしか存在せず、サウンドが携われそうなコースは確認できませんでした。

出典:ハル研究所インターンシップ : HAL LABORATRY, INC. INTERNSHIP SITE 2014

 

そうなると大原氏が音楽を提供できる機会は無いと言えます。

回答2:新卒採用の募集要項で送った音楽が使われた?

 他に音楽を出せそうな場が無いか探したところ、新卒採用の提出書類が該当しました。2014年ではなく、2017年のものですが。

オリジナルの曲(ジャンルが異なるものを2曲)
制作手法、使用機材やソフトウェア、楽器構成、想定用途やジャンルなどは自由。
各2分~5分以内で、メロディと展開を含む内容にすること。
データ形式はWAVフォーマットで、CD-RまたはDVD-Rで提出。
チャンネル:ステレオ、サンプリングレート:44.1KHz、ビットレート:16bitとします。

条件として指定されているのは時間、データ形式、提出媒体、チャンネル、サンプリングレート、ビットレートといったところで、必要とされているのは2曲だけ。シリーズとして長く続いているゲームのBGMとして利用する以上、このような条件で提出を要請するとは思えません。2014年の時だけ厳格な条件が設定されていたと仮定するのも不自然です。よって、これも違うという結論に至りました。

回答3:アルバイトとして関わり、その後入社した?

 直接な証拠は存在しませんが、バイトとして関わっていた人が入社を勧められてそうしたという可能性もあります。あの岩田聡も元々はアルバイトとして1980年にハル研究所に参加し、2年後に入社しています。36年前の実例ですので説得力に欠けますが、ありえない話ではありません。

 最も可能性が高いのは…

 一番ありえそうなのは3番です。インターンシップにおけるサウンド関係のコースの不在、提出書類の曲にかけられた、カービィシリーズに使われるとは思えない条件を見るとそう見るしかないのです。しかし、これにもまだ疑問点が残されています。

疑問:何故スペシャルサンクスではなく、ミュージックコンポジションとして載ったのか?

 彼女がバイトとして関わっていたとしても、それがスペシャルサンクスとしてなら多分筆者は注目しなかったと思います。しかし実際にはミュージックコンポジションを務めている。つまり、タチカビSRのBGMに少なからず携わっていることが明白になります。入社したての新人は大体スペシャルサンクスから載ることが多いのだが、大原はそのような慣例とは外れています。

 

 謎が残されたままですが、現状ではアルバイトとして参加し、その後入社したという説を筆者は採っています。